新卒のファーストキャリアの重要性、選び方、自己分析、業界・企業研究のやり方、選考での考え方について

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新卒のファーストキャリアは人生で初めて社会に出るための重要な選択です。

一方で、必ずしもすべての学生が最適なファーストキャリアを選択できているわけではありません。

世間には就職人気ランキング、就職偏差値といった断片的な情報はあふれているものの、ファーストキャリアを選択するために本当に必要な情報は公開されていないことが多いです。また、新卒採用ではエントリー期限が存在するため様々な企業を慎重に検討する時間もありません。

結果として、断片的な情報に基づく意思決定によりファーストキャリアの選択を誤ってしまうことがあります。

本記事では、将来的なキャリアも見据え、最適なファーストキャリアを選択するための自己分析、業界・企業研究のやり方、選考での考え方について解説していきます。

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目次

ファーストキャリアとは

ファーストキャリアとは

ファーストキャリアとは、学校を卒業して初めて就く仕事、またはその会社のことを指します

一般的には、新卒として入社した会社での最初の数年間を指すことが多いです。日本の場合、新卒一括採用を行っているため、大学(大学院)卒業後に入社する会社がファーストキャリアとなることが多いです。

新卒一括採用とは

新卒一括採用とは、企業が毎年決まった時期(主に春)に卒業予定の学生を一斉に採用する、日本独特の制度です

学校基本統計によれば、2023年3月卒業の590,162人の内、448,073人(76%)が進路として就職を選択しています。

大学(学部)卒業後の状況
学校基本統計
卒業者就職者進学者その他
2012年558,692357,08876,856124,748
2013年558,853375,95772,822110,074
2014年565,573394,84571,38799,341
2015年564,035409,75968,95885,318
2016年559,678418,16367,56373,952
2017年567,763432,33367,73467,696
2018年565,436436,15666,83062,450
2019年572,639446,88265,35560,402
2020年573,947446,08264,62763,238
2021年583,518432,79068,77681,952
2022年590,137439,68373,10677,348
2023年590,162448,07373,64968,440
単位:人
卒業者就職者進学者その他
2012年100%64%14%22%
2013年100%67%13%20%
2014年100%70%13%18%
2015年100%73%12%15%
2016年100%75%12%13%
2017年100%76%12%12%
2018年100%77%12%11%
2019年100%78%11%11%
2020年100%78%11%11%
2021年100%74%12%14%
2022年100%75%12%13%
2023年100%76%12%12%
単位:%

企業側にとっては以下のようなメリットのある制度ですが、学生にとっては限られた期間で就職活動を行い、ファーストキャリアを選択しなくてはいけません。

  • 優秀な学生を確保しやすい
  • 採用コストを抑えることができる
  • 人材育成を効率的に行える

今後、新卒一括採用が見直される可能性もありますが、今後十数年はこの制度は継続すると考えられます。

ファーストキャリアの重要性

言うまでもなく、新卒のファーストキャリアというのは人生において非常に重要な選択となります。

人生におけるファーストキャリアは以下のような意義を持ちます。

社会人としての基礎を形成する場

学生から初めて社会に出て、ビジネスマナー、仕事の進め方などの社会人としての基礎を学ぶのがファーストキャリアで入社する企業です。そして、ファーストキャリアでの成長度合いによって、次のキャリアの選択肢の幅は大きく変わります。

例えば、ファーストキャリアで選択した企業が人材育成に無頓着で、十分な研修を受けずに現場で働くことになると自己流で非効率的な仕事の進め方が身についてしまいます。また、ファーストキャリアで選択した企業が若手に挑戦する機会を与えず、指示した作業だけをやらせているようであれば、成長は見込めません

なので、ファーストキャリアにおいて、どのようなことを学べるか、どのような業務に取り組めるか、どのような挑戦機会があるか、という点が非常に重要となります。

キャリアの選択肢を決める場

ファーストキャリアで選択した仕事は、今後のキャリアの方向性に大きな影響を与えます。ファーストキャリアでどのような経験を積み、スキルを身につけるかによって、今後のキャリアの選択肢は大きく変わります。

ここで注意が必要なのが、ファーストキャリアで選択した業界・職種に今後のキャリアも限定されるわけではないということです。例えば、ファーストキャリアで自動車業界に就職したとしても、どのような業界でも通用するポータブルスキルなどを身につけることで、他業界への転職も可能となります。

また、同期や先輩、上司などの人とのかかわりも将来のキャリアに大きな影響を与えます。周囲の人がどのようなキャリアを形成しているかは、自身のキャリアを方向付ける上でも重要な情報となります。特に若手時代は特に一緒に働く人の影響を受けやすい傾向にあります。

なので、ファーストキャリアで就職する企業で、どのようなキャリア形成が可能か、という点が重要となります。

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ファーストキャリア選択の難しさ

ファーストキャリアの選択の難しさを表すデータの一つとして、大学卒の就職後3年以内の離職率は30%を超えています。もちろんポジティブな理由による離職もあるかとは思いますが、一定数が入社後のギャップを感じ、離職していると考えられます。

大学(学部)卒 就職後3年以内離職率
厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況」

この傾向は10年前から変わってはおらず、新卒採用における就職活動の環境は改善されていないことが分かります。このファーストキャリア選択の難しさを生じさせている要因として以下のものが考えられます。

新卒3年以内に離職し、転職を行う人のことを第二新卒といいますが、第二新卒で転職する際の注意点などについては下記記事をご確認ください。

企業と学生の情報の非対称性

新卒採用においては、企業と学生の間で持っている情報に大きな差があります。

企業が学生に提供する情報は限定的であり、提供される情報も企業のアピールポイントとなるポジティブな点に偏りがちです。逆にネガティブな点については実情を隠そうとする傾向があります。特に人材不足で採用人数を確保しようとしている企業に関してはこの傾向がより顕著になります。

学生側も限られた時間で多数の企業の情報収集を行う必要があり、企業を深く理解することが難しい場合があります。また、情報を入手しても、その情報をどのように解釈すれば良いかわからない場合もあります。例えば、「平均残業時間20時間」という情報を入手したとしてもそれが自分にとって多いのか、少ないのかというのは判断が難しいです。

新卒採用においてはこのような情報の非対称性があり、このような状況で学生は自分に合った就職先を選定し、入社の意思決定を行う必要があります。

選択肢の多さ

企業の選択肢が多いということもファーストキャリアの選択を難しくしています。

国内の企業は約368万社あり、上場企業だけでも約4,500社があります。その中から1社を選択するということは当然のことながら難しいです。そのため、後述の自己分析、業界・企業分析を丁寧に行うことが重要となります。

理解しておきたいのが、ファーストキャリアでは絶対の正解はないということです。ファーストキャリアでは、自分の価値観、興味・関心に合わせて、ベターな選択をするということが求められます。

選考基準の不透明さ

加えて、企業の選考基準が不透明であるという点もファーストキャリア選択を難しくしています。

選考においては通過する企業もあれば、残念ながら落選する企業もあります。しかし、企業側はこの落選とした理由を教えてくれないことが多いです。落選理由が不明確なまま就職活動を継続してしまうと、企業選択の軌道修正を行えず、自身にフィットしない企業の選考を受け続けてしまうという事態に陥ってしまいます。

本来、企業側は落選理由を明示し、学生の今後の就職活動に役立つ情報を提供すべきでありますが、”サイレントお祈り”など不採用になった学生に対しては不誠実なことが多いです。

自己分析:自分の軸を見つける

ファーストキャリアの就職活動においては、企業を見る前に自分自身の価値観を明確にすることが大切です。

先に企業の情報を集めてしまうと、自分自身の中で優先順位が変わってしまう可能性があります。例えば、非常に年収の高い企業の情報を見てしまうと、自分の中の優先順位が”お金”が最も高くなり、本来大切にしたいワークライフバランスなどがないがしろにされてしまうリスクがあります。

就職活動における自分の軸を見つけるには以下のステップで進めましょう。

自分の価値観の明確化

まず、自分自身がどのような価値観を大切にしたいかを考えてみることが大切です。

例えば、働く上で大切にしたいものとしては以下のようなものがあります。価値観はより具体的な方が良いです。

  • お金
  • 成長
  • 安定
  • 社会貢献
  • ワークライフバランス
  • 挑戦

このような価値観の中から大切にしたいものの優先順位を付けましょう。もちろん、すべて大切にしたい価値観ではありますが、最大でも3つに絞り込みましょう。

もし、自分の中で大切にしたい価値観が明確ではない場合は、“成長”を軸に考えることが大切です。若手時代における成長幅は、その後のキャリアに大きな影響を与えます。ファーストキャリアで大きく成長することができれば、今後のキャリアで様々な機会をつかむことができます。

成長できるかどうかは、若手に裁量があるか、どのような人と一緒に働けるか、という観点が重要です。どのように判断するかは、後段の企業・業界研究で説明します。

興味・関心の整理

次に自分自身の興味・関心を整理します。

前提としてファーストキャリアにおける業界の選択は、それほど重要ではないことが多いです。学生の段階では、業界の知識がないことが当たり前なので、どのような業界で働きたいか明確ではないことがほとんどです。働きながら自分自身の働きたい業界を見つけていくことが通常です。

なので、新卒の段階では自分自身の興味・関心を軸に業界・企業を考えていくことをおすすめします。学生時代の専攻、課外活動やニュースなどで興味を持った分野をまず整理しましょう。その興味・関心を軸に業界研究を行い、自分の働きたい業界・企業を徐々に明確にしていきましょう。

ファーストキャリアにおける業界・業種については絶対の正解というものは存在しません。なので、まずは興味・関心を軸に業界・企業研究を行い、やりがいがあるか、好奇心を持って働けるかを確認します。

強み・弱みにこだわりすぎない

自己分析の中で強み・弱みを理解することは大切ですが、あまりそれにこだわりすぎないことも大切です

得意なこと、苦手なことはもちろんあるかと思いますが、それが仕事における強み・弱みになるかというわけではありません。いかに学生の段階でスキルがあっても、実際の仕事で通用するレベルのスキルを持っている人は少ないです。むしろ、ファーストキャリアの中で強みを伸ばし、弱みを補っていくことが大切です

強み・弱みはファーストキャリアで経験を積む中で、徐々に明確になってくるものです。そのため、現時点の強み・弱みにこだわってキャリアの幅を狭めてしまうことのないようにしましょう。

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企業・業界研究:情報収集と比較検討

就職活動における自分の軸が明確になれば、次は業界・企業を見ていきます。

企業選択において注意すべき点は、前段で定めた自分の軸を大きく変更しないことです。軸が変われば、企業の選択肢も変わってしまい、選択肢が一向に絞り込むことができないからです。

業界・企業の研究は以下のステップで進めていきます。

自分の興味・関心のある業界を調べる

まずは自分の興味・関心のある業界を軸に、その業界にどのような企業がいるのかを調べましょう。先に価値観を軸に調べると選択肢がかなり広くなってしまうので、先に業界で絞りこむことをおすすめします。

成長業界にこだわりすぎない

ファーストキャリアにおいては成長業界であるかどうかという点はあまり気にする必要はありません

その業界が成長しているか、衰退しているか、ということが働く上で大きな影響はないからです。成長産業にも衰退産業にも、それぞれの挑戦機会があるため、その企業で機会をつかむことで成長を実現することができます。

衰退業界では仕事を失うのではないかという懸念もあるかと思いますが、業界の局面は短期間でそこまで大きく変化することはありません。現時点で成立している業界であれば、すぐに仕事を失うということはほとんどないと考えてよいです。むしろ、業界を盛り上げるために難しい業務に挑戦できる機会が豊富にあると考えることもできます。

自分の価値観を軸に調べる

次に自分の価値観を軸に企業を調べてみます。

各企業の事業の安定性、年収、ワークライフバランスについては下記の情報源からある程度知ることができます。自身の優先順位の高い価値観が実現できるかを確認します。

  • EDINET:各企業の有価証券報告書を検索でき、売上、利益、平均年収を調べることができます
  • 女性の活躍推進企業データベース:各企業の残業時間、有給消化率、育休取得率を調べることができます

もちろん、これらの情報源だけで自身の価値観を実現できるかを完全に判断できるわけではありません。また、業務内容や成長機会については公開されている情報から知ることは難しいです。そのため、次のステップで説明する”現場で働く人を知る”ということが大切です。

現場で働く人を知る

“採用担当者”ではなく、”現場で働く人”を知ることが大切です。

通常の選考フローであれば、会社説明会を受けて選考に進むというステップが一般的です。しかし、説明会では会社の採用担当者の説明を聞くことはできますが、現場の社員の話を聞くことは難しいです。また、面接では学生から面接官に質問する機会は限られているため、業務内容や成長機会について正確に理解することは難しいです。

そのため、選考の過程の中で現場の社員の方との面談を設定いただき、話を聞くことをおすすめします。タイミングとしては1次面接通過後などが良いでしょう。このステータスの候補者は企業にとっても有望な人材となる可能性があるため、無下に断るということもないと考えられます。もちろん断られることもあるので、その場合は面接などの機会を活用し、できる限り情報収集することを意識しましょう。

現場の社員の方には以下のような点を聞くことを心がけましょう。

  • 新卒1~2年目での役割は何か
  • その中でどのようなスキルを磨くことができるか
  • 社内にはどのような挑戦機会があるか
  • 若手の裁量はどの程度あるか
  • どのようなキャリアを歩んでいる社員がいるか

選考での考え方

あなたも選ぶ立場である

選考は、企業から学生を選ぶと捉えがちですが、学生から企業を選ぶという側面を忘れてはいけません

なので、選考での合否についてはあまり一喜一憂する必要はありません。落選したということは、ミスマッチを事前に防ぐことができたと捉えるべきです。逆に合格したことにこだわりすぎて、自分の価値観を実現することができない会社に入社するということだけは避けるようにしましょう。そのためにも、自己分析の段階で自分自身の価値観の優先順位をつけておくことが非常に重要になります。

また、落選した場合は、落選理由を企業に確認しましょう。落選理由によっては企業選択の方向性を見直すことも大切です。

面接の中では地頭を評価している

新卒の採用面接では、面接官は学生の地頭を評価していることが多いです。逆に言うと新卒では、地頭ぐらいしか評価できるものがありません。というのも学生の段階では、スキルや経験で大きな差がつくということはないからです。

面接で求められる地頭の良さとは以下の5つのポイントに集約されます。逆に言えば、時間や実施事項が限られている面接という場ではこれ以上の要素から地頭の良さを測ることはできないのです。

  1. 質問をきちんと理解しているか
  2. 発言が端的であるか
  3. 事実(fact)と推測(guess)を区別できているか
  4. 何(What)をしたかより、どのように(How)、なぜ(Why)したのかを説明できるか
  5. 考えの幅が狭くないか

面接において地頭の良さが伝わる話し方や質問への答え方は下記の記事で整理していますので、是非こちらもご覧ください。

社風に合わせてキャラクターをつくる必要はない

面接とは優劣を見るのではなく、学生がその企業にフィットするか、つまり、一緒に働けるかを見ています。

社風に合わないという理由で落選することもありますが、それはあなたが劣っているということではありません。その企業の文化とあなたのキャラクターが合わないというだけです。人と人との関係と同じように、企業とあなたの性格が合わないというだけです。

一番良くないのが、無理にキャラクターをつくってしまうということです。それでもし採用されてしまうと、当然ながら入社後にギャップを感じてしまい、早期離職につながってしまう可能性があります。

もちろん面接の中で多少取り繕うことは必要となりますが、全く異なるキャラクターを演出するということは、このようなリスクもあるということを念頭に置いていただければと思います。

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よくある悩みと解決策

やりたいことがない

新卒においてやりたいことがないというのは当然です。

まずは自分自身の興味・関心を軸に業界を見てみることをおすすめします。その上で、複数社の会社説明を聞いて、やりがいがありそうか、好奇心を持って取り組めそうかを確かめてみましょう。

ファーストキャリアの段階で業界の選択に絶対の正解はありません。就職後に別の業界に志向が変われば、転職などを行えば良いです。異業種への転職は難しいと思われがちですが、職種や業界が変わっても通用するポータブルスキルをファーストキャリアで身につければ、必ずしも難しいものでもありません。

繰り返しとなりますが、ファーストキャリアの段階で業界の選択に絶対の正解はありません。なので、よりベターな業界を選択するということを心がけましょう。

内定がもらえない

前提として、内定がもらえないということを必要以上にネガティブに捉える必要はありません。選考というのは、優劣を見るのではなく、学生がその企業にフィットするか、つまり、一緒に働けるかを見ています。あなたが悪いということではないのです。

とはいえ、内定がもらえないことについてはいくつかの要因があります。

  • エントリーシート・履歴書で熱意が伝わらない
  • 面接で地頭の良さが伝わらない
  • 社風とマッチしない

エントリーシート・履歴書で熱意が伝わらない

書類選考で落選となる場合は、エントリーシートや履歴書で熱意が伝わっていないことが多いです。

これは記載している内容というよりも表現に課題がある場合が多いです。というのも、採用担当者は限られた文章からその人がどのくらい熱量があるのかというのは判断できないからです。記載されている文章から志望動機とその理由付けが整合しているかという観点で評価を行います。

採用担当者が書類選考で見ている観点は以下の通りです。自身のエントリーシートや履歴書が下記を満たしているか見直してみましょう。

  • 企業の正確な理解:企業の事業内容、求める人物像を正確に理解しているか
  • 具体性:具体的なエピソード、体験が記述されているか
  • 論理的な整合:志望動機とエピソードが論理的に整合しているか

面接で地頭の良さが伝わらない

面接で落選となる場合は、地頭の良さが伝わっていない場合が多いです。面接官がチェックしているのは以下のポイントです。

  1. 質問をきちんと理解しているか
  2. 発言が端的であるか
  3. 事実(fact)と推測(guess)を区別できているか
  4. 何(What)をしたかより、どのように(How)、なぜ(Why)したのかを説明できるか
  5. 考えの幅が狭くないか

どのように対策するべきかは下記の記事を参考にしてみてください。

書類選考や面接対策は、客観的に評価してもらうことも大切です。新卒向けのキャリアアドバイザーに相談して、書類の添削、面接対策を行うのも有効な手段です。第三者に見てもらうことによって、書類の表現、面接での質疑応答を改善することができます

また、第三者に見てもらう過程で、自身の業界・企業の選択があまり適切ではないことに気づくこともあります。キャリアアドバイザーに依頼する場合は、併せて適職を紹介してもらえるようなサービスを利用しましょう。

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社風とマッチしない

社風とマッチしないという理由で落選となる場合も多いです。

この場合は、企業とのミスマッチを事前に防ぐことができたと捉えましょう。あなたのキャラクターと社風が合わないというのはどうしようもないことです。面接で無理にキャラクターを演出して入社できたとしても、入社後にギャップを感じて早期離職につながる可能性があります。

なので、社風とマッチしないということをあまり重く捉えず、別のフィットしそうな企業へと軌道修正しましょう。

まとめ

繰り返しとなりますが、ファーストキャリアの選択はあなたの人生を左右する重要な決断です。一方でファーストキャリアの選択には絶対の正解がないことも事実です。

大切なことはあなたの価値観を十分に理解した上で、それを実現できるよりベターな企業を選択するということです。そのため、自分の価値観はあまり変えない、1つの企業にこだわりすぎないという点を意識して就職活動を進めていただければと思います。

もしファーストキャリアの選択で悩んでいる方は、本記事で紹介した自己分析、業界・企業研究、選考での考え方を是非参考にしてみてください。

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