不採用企業に再応募しても良いの?諦めるのはまだ早い!再チャレンジのススメ

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「一度不採用になったけど、どうしてもこの会社に入りたい」

このように思う方も多いのではないでしょうか。ただ、「再応募なんて迷惑なんじゃないか」「印象が悪くなるのでは?」と不安に思っているかもしれません。

しかし、企業によっては再応募を歓迎しているケースもあり、あなたの熱意や成長を評価してくれる可能性もあります。

この記事では、再応募が可能なケースや、再応募のメリット、そして再応募を成功させるための注意点をご紹介します。一度不採用になったからといってあきらめず、再チャレンジも検討してみましょう。

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目次

不採用企業への再応募はアリか

過去に不採用になった企業に再応募することはできるのか、という点について、結論は”可能”です

少々古いデータですが、株式会社ワークポートが2014年に採用担当者向けに調査した結果では、90%の採用担当者が「再応募は可能」と回答しました。2年以内で再応募が可能と回答した割合は78%に及びます。逆に再応募は不可と回答した割合は10%程度です。

株式会社ワークポート

よって、企業目線では不採用になった場合でも再応募は可能と考えていることが多いことが分かります。

こちらも少々古いデータですが、株式会社ワークポートが2014年に転職希望者向けに調査した結果では、過去に不採用だった企業に再応募可能と答えたのは51%と企業目線と比べて少しギャップがあります。

転職者目線では再応募に対する不安が大きいと考えられます。

このように企業と転職希望者とで意識の違いはあれど、基本的には過去に不採用になった企業に再応募することは可能と捉えて問題ないでしょう。

再応募が可能なケース

新卒採用で不採用になった企業に再応募するケース

過去、新卒採用で不採用になった企業であっても、再応募は可能です

ただし、多くの企業では、同じ年度の新卒採用で複数回の応募を認めていません。これは、選考の公平性を保つため、また、選考にかかる時間やリソースを効率的に活用するためです。翌年度以降の再応募も可能ですが、企業によっては前回の選考結果を考慮し、評価する場合もあります。

また、中途採用で再応募することはもちろん可能です

新卒採用時は、学歴や志望動機などが重視されますが、中途採用ではスキルや資質が求める人材とマッチするかが評価されます。なので、十分に採用のチャンスはあるのです。問われない限りは、過去に新卒採用で不採用になったことは伝える必要はありません。

第二新卒での転職、経験者としての転職を検討されている場合は以下の記事も参考にしてみてください。

中途採用で不採用になった企業に再応募するケース

過去、中途採用で不採用になった企業についても再応募は可能です。ただし、企業によっては前回の応募から再応募までの期間を条件として設けている場合があります。

下図は、McKinsy&Companyの再応募の期間です。不採用後の2年以内の再応募はできない旨が書かれています。

一度不合格になると、再応募はできないのでしょうか?

2年以内の再応募は受け付けていません。2年以上の間隔がある場合は、再応募が可能です。

McKinsy&Company

このように再応募禁止期間を明示している企業もあれば、そうでない企業もあります。再応募を検討される際は、念のためそのような制限がないか、採用担当に問い合わせてみるのが良いでしょう。再応募禁止期間がない場合でも、スキルアップや面接対策のため、最低でも半年、できれば1年間期間を空けることをおすすめします。

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再応募のメリット

一度不採用になった企業に再応募することは、一見不利に感じるかと思いますが、再応募にはメリットもあります。

企業理解が深まっている

一度選考を受けているため、会社説明を受け、複数の社員との会話を行っているはずです。その中で、企業の事業内容、社風、求める人物像などを深く理解しています。この知識を活かし、志望動機や自己PRをブラッシュアップすることができます。

特に、面接での逆質問で、社員の方がどのようなことを心がけて働いているか、やりがいなどを聞いておけば、志望動機を見直すヒントとなります。

選考対策の改善ができる

親切な企業であれば、不採用にした理由、面接時の反省点などを教えてくれます。初回の応募時にこれらのフィードバックをきちんと記録しておけば、再応募時の書類選考や面接に活用することができます。面接時の質問は、同じ内容が聞かれることが多いため、自身を持って回答できるように準備することができます。

また、再応募の際は「なぜ不採用になったと思いますか?」「前回からどのような点が変わったのですか?」と聞かれる場合が多いので、これらの質問に対する回答も準備しておきましょう。

熱意をアピールできる

再応募という行動自体が、企業への強い興味や熱意を示すことができます。「どうしてもこの会社で働きたい」という気持ちをアピールすることで、企業の心を動かすチャンスがあります。そのためには、「前回不採用になった理由をきちんと理解していること」「前回応募時との違い」をきちんと伝えることが大切です。

企業によっては、再応募を積極的に評価するところもあります。一度不採用にしたものの、その後も諦めずに努力を重ねて再チャレンジする姿勢を評価してくれる可能性があります。

選考フローがスムーズになることも

企業によっては、一度選考を受けていることで、書類選考が免除されたり、面接の回数が減ったりする場合があります。ただ多くの場合は、公平性の観点から通常の選考フローとなることが多いです。

再応募の注意点

再応募を志した場合、以下のような点に注意が必要です。

不採用だった理由を正確に理解する

まず、不採用だった理由をきちんと理解する必要があります。不採用の理由としては以下のようなものが考えられますが、それぞれで対策は異なります。

  1. 企業が求めるスキル・職務経験を充足しなかった
  2. 企業の求める人物像、社風、価値観にマッチしなかった
  3. 面接時のやり取りがうまくいかなかった

企業が求めるスキル・職務経験を充足しなかった

スキル・経験不足の場合、スキルアップ、経験の充足を行います

応募職種に必要なスキル・経験を身につけるため、研修を受講したり、資格を取得したりします。経験の不足であれば、現職の中で必要となる業務経験を積むことができないか上司などに相談してみましょう。現職の中で補うことができないのであれば、副業やボランティアなどで業務経験を積むことを検討してみるのが良いと思います。

副業・兼業を通じてスキルを磨きたいという方は下記記事も参考にしてみてください。

企業の求める人物像、社風、価値観にマッチしなかった

人物像(キャラクター)、社風、価値観を理由に不採用となった場合、再応募しても不採用となる可能性が高いです。これらは良し悪しというより、その人の生来的なキャラクターによるものなので、変えることが難しいです。また、無理にキャラクターを取り繕って入社したとしても、居心地が悪くなり、早期離職の原因にもなります。

なので、人物像、社風、価値観を理由に不採用となった場合、改めて会社の社風や社員の方との価値観に自信のキャラクターが合うか再考しましょう。再応募する前に社員の方とのカジュアル面談をお願いしても良いと思います。

また、部門や職種を変えて応募するのも一つの手段です。特に大企業の場合、部門が変われば働く人のキャラクターも大きく異なることが多いです。自身の希望する業務が別の部門でも可能なのであれば、自身のキャラクターと最もフィットする部門を選択しましょう。

一番良くないのは、希望する企業の社風や価値観に無理に合わせることです。熟考した上で、どうしても自分には合わないと感じたら再応募を断念するということも大切なことです。目の前の給料ややりたい業務だけに着目するのではなく、長期的な目線で企業とのマッチングを考えましょう。

面接時のやり取りがうまくいかなかった

面接時のやり取りがうまくいかなかった場合は、面接対策を徹底的に行い、想定される質問への回答を準備しましょう。初回応募時にフィードバックをもらった内容をきちんと振り返り、対策を行いましょう。

特に、「なぜ再応募したのか」「前回からどのように成長したのか」といった質問には、具体的なエピソードを交えて説得力のある回答を用意することが大切です。

期間を空ける

再応募する際は、前回の選考から一定期間を空けることが一般的です。

再応募禁止の期間が設けられていない場合でも最低でも半年、できれば1年以上期間は空けましょう。あまりに早い再応募の場合、企業側は「何も変わっていない」と判断し、門前払いされることもあります。

応募資格の確認

また、応募資格があるかを確認する必要があります。

新卒採用、中途採用いずれにおいてもですが、翌年度以降の採用に応募する場合は応募資格が変更されている可能性があります。年齢制限や卒業年次などの条件を必ず確認しましょう。

企業研究のアップデート

前回の応募から時間が経っている場合は、企業の状況が変化している可能性があります。企業の決算、中期経営計画、ニュースリリースなどから最新の情報を収集し、企業研究をアップデートしましょう。

志望動機・自己PRの見直し

なぜその企業で働きたいのか、企業への熱意を改めて伝えられるように、志望動機を練り直しましょう。

特になぜ再応募するのかを明確にする必要があります。そのため、「前回の選考から何が変わったのか」「企業への熱意がどのように高まったのか」「入社後にどのような貢献をしたいのか」という質問には明確に回答できるようにしましょう。

自己PRについても、前回よりもスキルアップした点、経験した業務については具体的に回答できるようにします。その際に、自分の口で前回不採用になった原因、改善のためにどのような努力を行ったのか説明できるようにしましょう。

退職理由や応募意思を効果的に伝えるための志望動機の書き方については下記記事も参考にしてみてください。

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まとめ

以上、再応募の是非、メリット、注意点を解説して参りました。

一度不採用になったからといって、その企業への道を諦める必要はありません。再応募は、あなたの熱意と成長をアピールする絶好のチャンスとなりえます。

今回の記事でご紹介したステップを参考に、自己分析や企業研究を深め、応募書類や面接対策を万全にして、再チャレンジしてみましょう。

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この記事を書いた人

コンサルティングファームにおいて様々な業界で経験を積み、人材領域で業界の知識を活かしたく、本サイトを運営しております。すべての人が適職で活躍できるような社会を実現するため情報提供をして参ります。

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