フリーランスエンジニアは稼げない?フリーランスエンジニアの概要、メリット・デメリット、年収、働き方、案件獲得方法・案件紹介サービス、おすすめの言語ランキング、学習方法を解説

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近年、企業に属さずフリーランスエンジニアとして活動する人が増えています。

フリーランスエンジニアは得られた報酬がそのまま収入となるため、高い年収を実現できる可能性がある一方で、継続的に案件を受注できなければ収入が減る可能性もあります。案件を獲得するためには、常にスキルアップを心がけ、案件獲得方法を確立していくことが大切です。

本記事では、フリーランスエンジニアの概要、メリット・デメリット、年収、働き方、案件獲得方法・案件紹介サービス、おすすめの言語ランキング、学習方法を解説していきます。

目次
  1. フリーランスエンジニアの概要
    1. IT需要の拡大とIT人材の不足
    2. 優秀な人材を柔軟に活用することができる
    3. 自由な働き方をしたい
    4. 高い年収を実現したい
  2. フリーランスエンジニアの種類
    1. プロジェクトマネージャー
    2. システムエンジニア
    3. プログラマー
    4. インフラエンジニア
    5. セールスエンジニア
    6. 運用監視
    7. ヘルプデスク
  3. フリーランスエンジニアのメリット
    1. 自由度の高い働き方
    2. 高収入を実現できる可能性
    3. 自分で仕事を選ぶことができる
  4. フリーランスエンジニアのデメリット
    1. 企業のノウハウ・サポートがない
    2. 収入が安定しない
    3. 孤独感がある
    4. 社会的信用が低い
  5. フリーランスエンジニアの年収
    1. 他の職種との比較
    2. フリーランスエンジニアの平均年収
    3. 経験年数別フリーランスエンジニアの平均年収
    4. 職種別フリーランスエンジニアの平均年収
    5. 言語別フリーランスエンジニアの平均年収
  6. フリーランスエンジニアになる方法
    1. 必要なスキルを身につける
    2. 実務経験を積む
    3. 案件獲得方法を確立する
  7. フリーランスエンジニア向け案件紹介サービス
    1. エンジニアファクトリー
    2. xhours
    3. ProConnect Engineer(プロコネクトエンジニア)
  8. フリーランスエンジニアが学ぶべきおすすめの言語ランキング
    1. 1位:Python
    2. 2位:Java
    3. 3位:JavaScript
    4. 4位:Go
    5. 5位:Ruby
    6. 参考:プログラミング言語別案件数
  9. フリーランスエンジニアのスキルアップ方法
    1. プログラミングスクール
    2. 書籍
    3. 動画
    4. アプリ・Webサービス
  10. まとめ

フリーランスエンジニアの概要

フリーランスエンジニアは、企業に雇用されずに、個人事業主としてソフトウェア開発やWebサイト制作などの業務を受託するエンジニアです。通常、案件ごとにクライアントと業務委託契約を結び、定められた作業、期間で業務を遂行します。

近年、IT業界の成長により、需要が高まっている職業の一つです。

IT需要の拡大とIT人材の不足

近年、企業が競争力を維持・向上するためデジタル・トランスフォーメーション(DX)に取り組む企業が増えています。それに伴って企業のIT技術の導入も加速しています。

一方で、IT人材の供給は需要に対して追い付いていないという状況があります。

下図は経済産業省が公表しているIT人材の需給ギャップの予測です。公表当時の2018年時点で約22万人の人材が不足しており、2030年では45万人が不足すると予想されています(最高で約79万人)。

IT人材の不足数(単位:人)
経済産業省「IT人材需給に関する調査」

このような状況下で、必要な時に必要な人材を確保できるフリーランスエンジニアの活用が進んでいます。長期的に正社員を雇用する場合と比較して、コストやリスクを抑えることができる場合もあります。また、フリーランスの中には専門性の高い人材もおり、自社にないスキル・ノウハウを補い、即戦力として活用することもできます。

優秀な人材を柔軟に活用することができる

企業側には、即戦力となる優秀な人材を柔軟に活用できるという利点があります。

フリーランスエンジニアの中には、特定の技術や経験を持ち、即戦力となる人材も多いです。自社の社員が持っていない新しい技術、ニッチな領域に関するスキルや経験を保有するフリーランスエンジニアも存在します。

また、フリーランスエンジニアは案件ごとに業務委託契約を結ぶため、プロジェクトの規模や期間に合わせて、必要な時に必要なスキルを持つエンジニアを確保できます。社員を雇用し、プロジェクトにアサインする場合と比べて、柔軟に人材を活用することができます。

自由な働き方をしたい

働き方の多様化に伴い、フリーランスとして自由に働きたいと考えるエンジニアが増加しています。

フリーランスエンジニアになれば、条件にもよりますが、自身の希望する時間、場所で働くことができます。また、自分自身の取り組みたい案件やスキルを伸ばしたい領域に挑戦することもできます。

コロナ禍を経て、オンライン会議などのツールが普及したことも自由な働き方を実現するための追い風となりました。

高い年収を実現したい

加えて、フリーランスエンジニアとしてのスキルを伸ばすことで、高い年収を実現したいと考えるエンジニアも増加しています。

企業に属して働く場合、給与の額や昇給率などには限界がありますが、フリーランスエンジニアであれば、高単価案件を受注することで1,000万円以上の年収を実現することもできます。

フリーランスエンジニアの種類

フリーランスエンジニアと一口に言っても、業務内容も様々です。以下、フリーランスエンジニアとして従事する業務内容の例を挙げます。

プロジェクトマネージャー

プロジェクトマネージャーは、プロジェクトの企画立案から実行、完了まで、全体を統括し、成功に導く責任者です。

具体的には、以下のような業務を行います。

  • 企画立案:プロジェクトの目的、目標、要件を定義し、スケジュール、予算、人員などを計画する。
  • チーム編成:プロジェクトに必要なスキルや経験を持つメンバーを選定し、チームを編成する。
  • 進捗管理:定期的にプロジェクトの進捗状況を会議などで確認し、問題が発生した場合は、迅速に解決策を講じる。
  • コミュニケーション:チームメンバー間で円滑なコミュニケーションを促進する。
  • 品質管理:プロジェクトの成果物が仕様通りに完成していることを確認する。
  • リスク管理:プロジェクトの進行中に発生する可能性のあるリスクを洗い出し、対策を講じる。
  • ドキュメント作成:プロジェクト計画書、進捗報告書、リスク管理計画書などのドキュメントを作成する。
  • 評価:プロジェクト完了後、プロジェクトの成果を評価する。

システムエンジニア

システムエンジニアは、企業のシステム企画、設計、開発、導入、保守などを担当する職種です。

具体的には、以下のような業務を行います。

  • 要件定義:ユーザーのニーズを分析し、システムの要件を定義する。
  • 設計:システムのアーキテクチャ、モジュール構成、データベース設計などを設計する。
  • 開発:プログラマと連携し、システムを開発する。
  • テスト:開発したシステムをテストし、不具合がないことを確認する。
  • 導入:開発したシステムをユーザー企業に導入する。
  • 保守:導入したシステムの保守・運用を行う。

プログラマー

プログラマーは、システムエンジニアが設計したシステムを実際にプログラムで実装する職種です。

具体的には、以下のような業務を行います。

  • コーディング:プログラミング言語を用いて、システムのコードを書く。
  • デバッグ:コードの誤りを修正する。
  • 単体テスト:個々のモジュールの動作をテストする。
  • 結合テスト:複数のモジュールを組み合わせた動作をテストする。

インフラエンジニア

インフラエンジニアは、企業のITシステムを支える基盤となるネットワーク、サーバー、ストレージなどのインフラを構築、運用、保守する職種です。

具体的には、以下のような業務を行います。

  • ネットワーク構築:ネットワーク機器の選定、設定、運用を行う。
  • サーバー構築:サーバー機器の選定、設定、運用を行う。
  • ストレージ構築:ストレージ機器の選定、設定、運用を行う。
  • セキュリティ対策:インフラに対するセキュリティ対策を行う。
  • 障害対応:インフラに障害が発生した場合、迅速に復旧を行う。

セールスエンジニア

セールスエンジニアは、企業のIT製品やサービスを顧客に販売する職種です。

具体的には、以下のような業務を行います。

  • 顧客への提案:顧客のニーズを分析し、最適なIT製品やサービスを提案する。
  • デモ:提案したIT製品やサービスのデモを行う。
  • 見積作成:提案したIT製品やサービスの見積書を作成する。
  • 契約折衝:顧客と契約を結ぶ。
  • アフターフォロー:顧客に販売したIT製品やサービスのサポートを行う。

運用監視

運用監視は、企業のITシステムが正常に稼働していることを監視し、問題が発生した場合は迅速に復旧を行う職種です。

具体的には、以下のような業務を行います。

  • システム監視: システムの稼働状況を監視し、異常がないことを確認する。
  • ログ分析: システムのログを分析し、問題が発生していないことを確認する。
  • 障害対応: システムに障害が発生した場合、迅速に復旧を行う。
  • パフォーマンスチューニング: システムのパフォーマンスを分析し、改善を行う。

ヘルプデスク

ヘルプデスクは、企業のITシステム利用者からの問い合わせを受け付け、問題解決を支援する職種です。

具体的には、以下のような業務を行います。

  • 問い合わせ受付: 電話、メール、チャットなどを通じて、利用者からの問い合わせを受け付ける。
  • 問題解決: 問い合わせ内容に応じて、問題解決を支援する。
  • 情報提供: ITシステムに関する情報を提供する。
  • エスカレーション: 問題解決が困難な場合、担当部署にエスカレーションする。

フリーランスエンジニアのメリット

自由度の高い働き方

会社員の場合は、企業と雇用契約を締結し、それに基づき、労働時間、休日、業務内容が決定します。

一方で、フリーランスエンジニアの場合、案件ごとにクライアントと業務委託契約を結び、定められた業務内容に従事します。交渉次第ですが、勤務時間や場所を自分で決めることもでき、ワークライフバランスを実現しやすいです。

また、案件の間で自由に休みを取ることもできます。会社員の場合、一つの案件が終わっても、また次の案件に従事する必要があり、自由に休みを取ることも難しいです。

高収入を実現できる可能性

会社員の場合は、固定給が定められており、かつ、昇給の機会も限られているため、収入を上げることが難しいです。

一方で、フリーランスエンジニアの場合、案件単価により報酬が決まっており、スキルを磨いて高単価案件を多くこなすことで、高収入を実現することができます。案件仲介企業などを介さなければ、案件単価が丸々報酬として獲得することができます。

自分で仕事を選ぶことができる

会社員の場合は、企業に与えられた業務をこなしていくことが基本となり、自分のやりたい仕事ができる可能性はそれほど高くはありません。

一方で、フリーランスエンジニアの場合、自分に合った業務、希望する働き方、報酬の案件を選択することができます。もっとも、案件を受注するためにはスキルや実績が求められますが、ある程度フリーランスエンジニアとして仕事をこなせば、選択肢の幅も大きく広がります。

フリーランスエンジニアのデメリット

企業のノウハウ・サポートがない

会社員の場合は、企業が業務を与え、業務の進め方などもある程度指示してくれます。同僚や先輩からのサポートも受けることができます。

一方で、フリーランスエンジニアの場合、自らの人脈、案件紹介サービスなどを活用して案件を獲得する必要があります。、また、案件を獲得した場合も基本的にサポートなしで一人で案件を進めていく必要があります。そのため、常に人脈づくりやスキルアップに努めなければなりません。

収入が安定しない

会社員の場合は、固定給であるため、たとえ仕事がなくても一定の収入を得ることができます。

一方で、フリーランスエンジニアの場合、案件単位での業務委託契約となるため、案件がなくなると収入が途絶えてしまいます。案件も企業都合によっては当初の予定より短くなったり、人員削減されたり、変更が発生する場合もあります。

孤独感がある

フリーランスエンジニアはプロジェクトごとに契約を結び、働くため、仕事の中での人間関係はプロジェクト内でしかありません。サラリーマンコンサルであれば、気軽に同僚や先輩と交流したり、悩みを相談したりできますが、フリーランスエンジニアの場合は難しいです。

心身の故障により働けなくなっても、代わりの人を用意してくれるわけでもないので、体調管理・メンタルケアなども自分自身で行う必要があります。

社会的信用が低い

上記の通り、フリーランスエンジニアは会社員と比べて収入が安定しないため、社会的な信用が低くなります

結果として、ローンを組んだり、クレジットカードを作ったりするということが難しくなります。そのため、フリーランスになる前にクレジットカードを作っておくと良いでしょう。

フリーランスエンジニアの年収

他の職種との比較

フリーランス協会が発行している「フリーランス白書2023」によれば、エンジニア・技術開発系の職種では、年収400万円以上を達成していると回答したのは77%と職種の中でも最も高いです。

フリーランスの職種別年収(2022年)
フリーランス協会「フリーランス白書2023」

フリーランスエンジニアの平均年収

Relanceの「フリーランスエンジニアの実態調査-2023年1月-」によれば、専業フリーランスエンジニアとしては、年収500万円以上800万円未満の人材が約29%と最も多いです。また、1,000万円以上の人材も約10%存在し、スキルを磨けば高収入を実現することもできるということが分かります。

専業フリーランスエンジニアとしての年商(2022年)
Relance「フリーランスエンジニアの実態調査-2023年1月-」

経験年数別フリーランスエンジニアの平均年収

下図はレバテックフリーランスが案件数の多いJava(Web系)を対象に算出した経験年数別フリーランスエンジニアの平均年収です。

経験年数が増えるほど、フリーランスエンジニアの平均年収は高くなる傾向があります。これは、経験豊富なエンジニアは、より高度なスキルを持ち、より多くの案件を受注できるためと考えられます。

経験年数平均年収
5年以上804万円
3~5年744万円
23672万円
1~2年564万円
1年未満480万円
レバテックフリーランス
経験年数別フリーランスエンジニアの平均年収(2024年)
レバテックフリーランス

職種別フリーランスエンジニアの平均年収

上流工程に関わる職種であるSAPコンサルタント、ITアーキテクト、ITコンサルタントなどが平均年収が高い傾向にあります。これは、上流工程の職種は、責任が大きく、専門性の高いスキルが求められるためと考えられます。

職種平均年収
SAPコンサルタント1,020万円
ITアーキテクト1,020万円
ITコンサルタント1,008万円
ブリッジSE960万円
アプリケーションエンジニア924万円
データサイエンティスト900万円
フロントエンジニア864万円
システムエンジニア852万円
セキュリティエンジニア852万円
データベースエンジニア828万円
インフラエンジニア816万円
プログラマー804万円
ネットワークエンジニア804万円
サーバーエンジニア804万円
組込・制御エンジニア792万円
QAエンジニア744万円
社内SE720万円
テストエンジニア708万円
テクニカルサポート636万円
ゲームデバッカー540万円
レバテックフリーランス
職種別フリーランスエンジニアの平均年収(2024年)
レバテックフリーランス

言語別フリーランスエンジニアの平均年収

需要が高い言語を習得しているエンジニアは、より高収入を得やすい傾向があります。2023年12月時点のデータでは、Goが最も平均単価が高く、Kotlin、Ruby、Swift、Pythonが平均年収900万円を超えています

プログラミング言語平均年収
Go984万円
Kotlin972万円
Ruby960万円
Swift948万円
Python912万円
PHP864万円
JavaScript852万円
HTML828万円
C++828万円
Java816万円
C#804万円
SQL792万円
C言語780万円
VB.NET732万円
COBOL720万円
VBA708万円
レバテックフリーランス
言語別フリーランスエンジニアの平均年収(2024年)
レバテックフリーランス

フリーランスエンジニアになる方法

必要なスキルを身につける

フリーランスエンジニアとして活躍するためには、まず必要なスキルを身につけることが重要です。

エンジニアに限らず、フリーランスはスキルによって評価されます。そのため、まずは自身の取り組みたい領域におけるスキルを磨いていく必要があります。

フリーランスエンジニアとして最低限必要なスキルレベルとして、以下のような目安があります。

  • 会社員エンジニアとしての実務経験が1年から3年以上
  • 基礎的なプログラミングスキルを習得済み

プログラミング以外では、以下のようなスキルが求められます。

コミュニケーション能力

クライアントとのやり取りや進捗報告、成果物説明などチームメンバーとの円滑なコミュニケーションが不可欠となります。日本語でのコミュニケーションは必須で、英語ができると、海外案件や外資系企業との仕事に有利となります。

報酬の交渉なども自らクライアントと行う必要があるため、交渉能力や自信を売り込むためのプレゼンテーション能力もあると望ましいです。交渉などに自身がない場合は、フリーランス向けの案件紹介サービスを利用することをおすすめします。

自己管理能力

エンジニアに限らずですが、仕事を進める上でのスケジュール管理、タスク管理、納期厳守など、自己管理能力が重要となります。また、フリーランスエンジニアの場合、基本的には一人で働くことが多くなるため、自身でのモチベーション維持、自己研鑽が必要となります。

セールススキル

フリーランスエンジニアの場合、自分自身で案件を獲得する必要があるため、企業に対して自信を売り込むセールススキルが求められます。まずは、自分自身の強みや実績を整理した上で、それを魅力的に説明するようにしましょう。

より高単価の案件獲得を目指す場合は、フリーランスエンジニアとして実績を積み上げると同時に、人脈や企業とのコネクションを構築していくことも大切です。

更に下記のようなスキルがあれば、案件の獲得・遂行に有利となります。

特定分野の専門知識

Web開発、スマホアプリ開発、機械学習、AIなど、特定分野の専門知識があると、高単価案件を獲得できる可能性が高くなります。特にIT業界では技術の移り変わりが激しいため、常に最新技術への専門知識を深めることが大切になります。

プロジェクトマネジメントスキル

大規模プロジェクトやチーム開発の経験があると、エンジニアとしてだけでなく、プロジェクトリーダーやマネージャーとしての役割を担うことができます。そのようなリーダーポジションで活躍できれば、クライアントからの信頼を得ると同時に、一般的なエンジニアよりも高い報酬を期待することができます。

英語力

英語でのコミュニケーション能力があると、海外案件や外資系企業との仕事に有利となります。また、IT業界の最新技術情報は、英語で発信されることが多いため、そのような情報をいち早くキャッチするためにも英語は役に立ちます。

資格

フリーランスエンジニアとして働く上で、特定の資格が必須ではありませんが、資格を取得することでスキルと知識を客観的に証明することができます。たとえば、以下のような資格などは案件獲得などでも有利にはたらきます。

  • 基本情報技術者試験
  • 応用情報技術者試験
  • ネットワークスペシャリスト試験
  • データベーススペシャリスト試験
  • 情報セキュリティスペシャリスト試験
  • AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト
  • Google Cloud 認定プロフェッショナルクラウドアーキテクト
  • Microsoft Certified:Azure Solutions Architect Expert

上記の他、特定分野の専門性を示すため、必要に応じて以下のような資格を取得することもおすすめです。

  • Pythonエンジニア認定試験
  • Ruby技術者認定試験
  • Javaプログラミング能力認定試験
  • Oracle Certified Java Programmer
  • プロジェクトマネージャ試験(PMP)

実務経験を積む

実務経験は必ずしも必須ではありませんが、高単価案件では実務経験が求められることが多いです。そのため、まずはIT企業などに就職して会社員エンジニアとして実務経験を積むのが一般的です。

また、最初からフリーランスエンジニアとして独立するのは難しい場合は、副業として案件を受注しながら経験を積んでいくのも良い方法です(副業系フリーランス)。副業であれば、安定した収入を確保しながらフリーランスエンジニアとしての経験を積むことができます。ただし、労働時間が過度に長時間にならないように注意が必要です。

フリーランスの種類

案件獲得方法を確立する

必要なスキルと経験を積んだら、次は案件を獲得する方法を確立する必要があります。フリーランスエンジニアは自分自身で案件を獲得する必要があるので、一つだけではなく様々な手段を活用することをおすすめします。

具体的には、以下のような方法があります。

フリーランスエージェント

フリーランスエージェントは、企業とフリーランスエンジニアのマッチングをサポートするサービスです。あなたのスキルや希望条件に合った案件を紹介してもらえるため、効率的に案件を探すことができます。また、契約交渉や支払いなどの面倒な手続きも代行してくれるため、安心して仕事に集中できます。

クラウドソーシングサービスを利用する

クラウドソーシングサービスは、企業がプロジェクトを掲載し、フリーランスエンジニアが応募する形式のプラットフォームです。比較的簡単に案件を見つけられる一方、競争が激しいため、スキルや実績をアピールすることが重要です。

求人サイトで直接探す

大手求人サイトの中には、フリーランスエンジニア向けの案件を掲載しているものもあります。企業の情報を直接確認できるため、安心して応募できます。ただし、応募から契約までのプロセスを自分で進める必要があります。

ビジネス系SNSで人脈を広げる

LinkedInWantedlyなどのビジネス系SNSは、企業やフリーランスエンジニアとの繋がりを作るのに役立ちます。積極的に情報発信や交流を行い、人脈を広げることで、案件の紹介や直接の依頼に繋がる可能性があります。

過去のクライアントや知人に紹介を依頼する

過去のクライアントや知人に、フリーランスエンジニアとして活動していることを伝え、案件の紹介を依頼してみましょう。信頼関係があれば、スムーズに案件を獲得できる可能性があります。

勉強会や交流会に参加する

IT系の勉強会や交流会に参加することで、同じ業界の人たちと知り合い、情報交換や人脈形成ができます。そこから案件の紹介や共同プロジェクトの話が生まれることもあります。

自身のWebサイトやブログで発信する

自身のWebサイトやブログで、スキルや実績、ポートフォリオなどを公開することで、企業からの直接の依頼に繋がる可能性があります。SEO対策やSNSでの情報発信も効果的です。

フリーランスエンジニア向け案件紹介サービス

エンジニアファクトリー

エンジニアファクトリーは、IT・Web業界専門のフリーエンジニアの求人紹介サイトです。1人あたりの案件紹介件数は8.4社と業界トップクラスで、希望する業界、単価、就業環境に合致した案件を紹介してくれます。案件は最大で100万以上の高額案件、長期安定稼働案件を多く掲載しています。

また、フリーランスエンジニア向け”お金と保険”のサポートサービス「FREENANCE(フリーナンス)」を無料で提供しています。報酬の即日払いや事故や納品物の欠陥に対する最大5,000万円保証を受けることができます。

会員登録を行うと担当者から連絡が来て、希望に沿った案件を紹介してくれます。その後、希望する案件の企業との面談を行い、双方合意できればプロジェクトに参画します。取引先企業との契約が確定するまでは一切費用は発生しません。

エンジニアファクトリーでは、以下のような案件例があります。

スクロールできます
案件保険系 システム更改自動音声配信サービスAIを活用したチャットボット自社サービス
職種クラウドエンジニアバックエンドエンジニアSIer
スキルAIXPython、SQL、Django…PHP、Ruby、JavaScript…
単価~55万円/月~55万円/月~65万円/月
エリア東京都東京都東京都
エンジニアファクトリー

xhours

xhoursはITフリーランス向け案件ダイレクトスカウトサイトです。希望条件を登録すれば、企業の担当者が経歴や希望条件を見て、条件にマッチした精度の高い案件のスカウトが届きます。スカウトだけでなく、自ら案件を検索・応募することも可能です。エンドや受託会社、SES企業など300社以上が利用しており、豊富で多様な案件があります。

プロジェクトの稼働中でもエンドや開発会社の担当者とのカジュアルな面談を通じて、次の案件の受注につなげることができます。

xhoursでは、以下のような案件例があります。

スクロールできます
案件インフラ基盤チームのリーダー業務SAP新規PJ立ち上げ支援生成AI・AI関連企業におけるシステム開発プロジェクトマネージャー
職種ネットワークエンジニアITコンサルタントプロジェクトマネージャー
スキルVMwareEsxi、NAS製品FI/CO/SD/MM/PPプロジェクトマネジメント
単価70~80万円/月80~150万円/月90~110万円/月
エリア東京都東京都東京都
xhours

ProConnect Engineer(プロコネクトエンジニア)

ProConnect Engineer(プロコネクトエンジニア)は、フリーランスエンジニア向け案件マッチングプラットフォームです。仲介料となるマージンは一律10万円と公開されており、報酬をきちんと明確にした上で案件に参画することができます。また、コンサルティングファームが運営しているため、エンジニアだけでなくAI・DX案件にコンサルチームの一員として参画することもできます。

Go、TypeScript、React、Rubyなど高単価かつ新規性の高い案件を多数取り扱っており、専門性を活かしたり、スキルをさらに伸ばしたりすることができます。

ProConnect Engineer(プロコネクトエンジニア)では、以下のような案件例があります。

スクロールできます
案件SAPコンサルタントライブ配信アプリRudy/React 分析基盤構築
職種SAPエンジニアWebアプリエンジニアフロントエンドエンジニア
スキルSAPGoRuby
単価~200万円/月~80万円/月~90万円/月
エリアリモートリモート東京都
ProConnect Engineer(プロコネクトエンジニア)

フリーランスエンジニアが学ぶべきおすすめの言語ランキング

フリーランスエンジニアとして、市場のニーズ、将来性、習得のしやすさなどを考慮していくつかおすすめのプログラミング言語を挙げたいと思います。

1位:Python

案件数平均年収
4,742件(5位)912万円
レバテックフリーランス

Pythonは機械学習、AI、データ分析などの分野で需要が高く、将来性も期待できるプログラミング言語です。Web開発、スクレイピング、自動化など、幅広い用途に活用することができます。

また、比較的習得しやすく、コードが読みやすいという特徴があるため、初心者でも取り組みやすいです。

2位:Java

案件数平均年収
14,450件(1位)816万円
レバテックフリーランス

大規模なシステム開発やAndroidアプリ開発で広く利用されており、安定した需要があります。

プログラミング言語として長い歴史があり、豊富な情報やコミュニティが存在するため、作業につまずいた場合でも解決策を見つけやすいです。また、オブジェクト指向プログラミングの基礎を学ぶのに適しており、他の言語の習得にも役に立ちます。

3位:JavaScript

案件数平均年収
10,226件(2位)852万円
レバテックフリーランス

Web開発において必須の言語であり、フロントエンド、バックエンド、モバイルアプリ開発など、幅広い分野で活用することができます。

Node.jsと呼ばれるオープンソースのJavaScriptの実行環境があり、利用することで、さらに効率的な開発が可能となります。React、Vue.jsなどのライブラリも人気が高く、習得しておくと有利です。

4位:Go

案件数平均年収
2,015件(13位)852万円
レバテックフリーランス

Goは、Googleが開発した比較的新しい言語ですが、そのシンプルさ、パフォーマンスの高さ、並行処理の容易さなどから、Webサーバー、ネットワークサービス、クラウドインフラなどの開発分野で近年急速に人気が高まっています。

シンプルな文法で学習しやすく、コードの可読性が高いことも特徴です。公式ドキュメントやチュートリアルも充実しており、コミュニティも活発であるため、学習を進めるための情報が手に入りやすいです。

5位:Ruby

案件数平均年収
3,088件(10位)960万円
レバテックフリーランス

Ruby on Railsというフレームワークは、その開発効率の高さから、多くのスタートアップ企業やWebサービス企業で採用されています。

Rubyは、日本人によって開発された言語であるため、日本語のドキュメントやコミュニティが豊富に存在します。学習中に疑問点が出てきた場合でも、日本語で情報収集できるため、効率的に学習を進めることができます。

参考:プログラミング言語別案件数

以下、レバテックフリーランスでのプログラミング言語別の案件数です(2024年5月23日時点)。まずはある程度案件数の多い言語を中心に取り組み、実績を積むのが良いでしょう。

順位プログラミング言語案件数
1Java14,450件
2JavaScript10,226件
3PHP8,473件
4SQL5,246件
5Python4,742件
6C#4,736件
7HTML4,278件
8CSS3,957件
9TypeScript3,362件
10Ruby3,088件
11C++2,436件
12Swift2,077件
13Go2,015件
14VB.NET1,973件
15C言語1,784件
16Kotlin1,625件
17HTML51,414件
18Objective-C1,148件
19ASP.NET1,018件
20CSS3983件
21COBOL939件
22C#.NET911件
23VBA857件
24PL/SQL785件
25Shell766件
26Perl509件
27Scala439件
28VB346件
29JSP340件
30Sass323件
31AndroidJava322件
32Apex191件
33JSON150件
34VBScript124件
35VC++121件
36ABAP116件
37XML97件
38JCL91件
39Lua81件
40UML75件
41R言語61件
42RPG57件
43CoffeeScript56件
44Transact-SQL45件
45VC44件
46LESS41件
47SAS37件
48ActionScript31件
49XAML30件
50XHTML8件
51Haskell8件
52Pascal3件
53Smalltalk2件
54F#1件
レバテックフリーランス

フリーランスエンジニアのスキルアップ方法

フリーランスエンジニアの学習方法としては、プログラミングスクール、書籍、動画、アプリ・Webサービスなどがあります。それぞれの概要、メリット・デメリット、費用については以下の通りです。

スクロールできます
学習方法概要メリットデメリット費用
プログラミングスクールオンライン/オフラインで体系的なカリキュラムを受講実践的なスキル習得、質問対応、就職・転職サポート高額な費用、時間的拘束数万円~数十万円
書籍技術書、ビジネス書、技術雑誌などで学習する自分のペースで学習可能、専門的な知識を深められる情報の更新が遅い、実践的なスキル習得が難しい1冊あたり1,000円~5,000円
動画YouTubeUdemyなどのオンライン動画で学習する無料または安価で学習可能、視覚的に理解しやすい体系的な学習が難しい、質問対応がない無料~数万円
アプリ・WebサービスProgateドットインストールなど学習プラットフォームを活用するゲーム感覚で楽しく学習可能、スキマ時間に学習できる深い知識の習得が難しい、実践的なスキル習得が難しい無料~月額数千円

プログラミングスクール

プログラミングスクールでは、オンライン/オフラインで体系的なカリキュラムを学習することができます。

特に未経験からフリーランスエンジニアを目指す方におすすめの方法です。ワークなどを通じて実践的なスキルを身につけることもできます。スクールによっては転職サポートもあるため、フリーランス以外の方にもおすすめの手段です。

一方で、費用としては数十万程度必要となります。また、講義などはある程度時間がかかるので、予定を確保するのが難しい場合もあります。

書籍

技術書、ビジネス書、技術雑誌などで学習する方法もあります。

こちらは自分のペースで学習することができ、自分が深めたい専門知識に特化して学習することができます。書籍によっては実戦形式で学ぶことができます。1冊あたり1,000円~5,000円なので、比較的安価に学習を進めることができます。

一方で、書籍はある程度時間をかけて出版されるため、最新の情報が反映されていないことが多いです。また、独力で学習を進めていく必要があるため、強い自立心が求められます。

動画

YouTubeUdemyなどのオンライン動画で学習する方法もあります。

動画の場合、無料または安価に学習を進めることができます。書籍と異なり、視覚的に理解がしやすいためスムーズに学習を進めることが期待できます。

一方で、動画で紹介される内容は部分的な場合もあるため、体系的なスキルを身につけることが難しいかもしれません。また、基本的には一方的に講義が進められるため、分からない部分があっても質問をすることは難しいです。

アプリ・Webサービス

Progateドットインストールなど学習プラットフォームを活用する方法もあります。

サービスによって内容は異なりますが、多くのプラットフォームではゲーム要素が取り入れられており、楽しく学習することができます。また、一つ一つのカリキュラムが細かく区切られており、スキマ時間に学習することができます。

アプリ・Webサービスで提供しているカリキュラムは入門的な内容が多いため、深い知識の習得が難しい可能性があります。足りない知識については書籍などで補う必要があります。

まとめ

以上、フリーランスエンジニアの概要、メリット・デメリット、年収、働き方、案件獲得方法・案件紹介サービス、おすすめの言語ランキング、学習方法を解説して参りました。

今後、フリーランスエンジニアの需要はさらに大きくなり、専業で高収入を実現することも夢ではありません。そのためには、ニーズの高い技術を選択し、スキルを磨き続けることが必要となります。また、案件獲得のために様々な手段を活用していかなければいけません。徐々に実績を積み上げることで、クライアントからの信頼を得て継続的に案件を受注することができます。

もしフリーランスエンジニアに興味があれば、是非本記事を参考にしてみてください。

目次
  1. フリーランスエンジニアの概要
    1. IT需要の拡大とIT人材の不足
    2. 優秀な人材を柔軟に活用することができる
    3. 自由な働き方をしたい
    4. 高い年収を実現したい
  2. フリーランスエンジニアの種類
    1. プロジェクトマネージャー
    2. システムエンジニア
    3. プログラマー
    4. インフラエンジニア
    5. セールスエンジニア
    6. 運用監視
    7. ヘルプデスク
  3. フリーランスエンジニアのメリット
    1. 自由度の高い働き方
    2. 高収入を実現できる可能性
    3. 自分で仕事を選ぶことができる
  4. フリーランスエンジニアのデメリット
    1. 企業のノウハウ・サポートがない
    2. 収入が安定しない
    3. 孤独感がある
    4. 社会的信用が低い
  5. フリーランスエンジニアの年収
    1. 他の職種との比較
    2. フリーランスエンジニアの平均年収
    3. 経験年数別フリーランスエンジニアの平均年収
    4. 職種別フリーランスエンジニアの平均年収
    5. 言語別フリーランスエンジニアの平均年収
  6. フリーランスエンジニアになる方法
    1. 必要なスキルを身につける
    2. 実務経験を積む
    3. 案件獲得方法を確立する
  7. フリーランスエンジニア向け案件紹介サービス
    1. エンジニアファクトリー
    2. xhours
    3. ProConnect Engineer(プロコネクトエンジニア)
  8. フリーランスエンジニアが学ぶべきおすすめの言語ランキング
    1. 1位:Python
    2. 2位:Java
    3. 3位:JavaScript
    4. 4位:Go
    5. 5位:Ruby
    6. 参考:プログラミング言語別案件数
  9. フリーランスエンジニアのスキルアップ方法
    1. プログラミングスクール
    2. 書籍
    3. 動画
    4. アプリ・Webサービス
  10. まとめ